体内時計を整えましょう

体内時計は、周囲が明るくなると、目が覚め、暗くなると眠くなる身体のリズムです。

体内時計に乱れが生じてくると、妊娠に重要な役割を持つ女性ホルモンのFSHの分泌に異常が起き、質のよい卵胞・卵子ができないので注意しましょう。

体内時計を整えるには、
・朝起きたら、朝の光を浴びる
・朝食を毎日食べる
・夜は、スマホやテレビなどのブルーライトをなるべく浴びない
などの生活習慣に気をつけましょう。

先日お電話カウンセリングされたM様は、30歳代の会社員の方です。
食生活・日常生活の改善で生理が復活し、基礎体温もずいぶん良くなられましたが、なかなか妊娠できません。
ある日のカウンセリングで、夜は、ご自分の楽しむ時間をお持ちですか?とお聞きし、深夜テレビを見ることが好きで、遅くまで見ていますとのことでした。

ご自分の好きな時間を持つことは、妊娠するためにとてもよいことと、日頃よりご説明しておりますが、テレビは、あまりお勧めできません。

なぜなら、テレビは、ブルーライトを発することで、体内時計が狂うからです。
体内時計が狂うと、妊娠するために重要なホルモン(エストロゲン)の分泌に狂いが生じ、卵巣の中で、質のよい卵胞・卵子が成長できないのです。

そのことをご説明し、夜のご自分の時間をテレビ・パソコン・スマホなどの光を浴びないよう、また、夜の時間は、部屋をほの暗い程度に照明を調節してみるようご提案しました。

夜の部屋の照明を調節し、少し明るさを落としてみると、不思議と気持ちが落ち着きます。
就寝までのひと時は、自分だけの大切な時間です。
好きな音楽を聞いたり、好きな趣味をしたりするといいですね。
カモミールティーなど飲むのもお勧めです。
カモミールには、「神経を鎮めてリラックス効果をあたえる薬草」として、ヨーロッパで最も歴史のある民間薬です。
安眠、リラックス、疲労回復に作用するといわれています。

さて翌月のカウンセリングで、M様の基礎体温のグラフは、バラツキが無くなり、低温期が理想の日数で、オリモノが出て、排卵するという経過をたどって行き、高温期も今まで10日ほどだったのが、一気に13~14日まで伸びるくらい見違えるくらい、理想の基礎体温表になっていました。

ご本人も、夜の時間の過ごし方が、こんなに影響しているという事は、思ったことがなかったとのこと。

ただ1点残念なのが、おりものが出た時にタイミングといつもカウンセリングで聞いていたが、おりものが分泌した日には、あいにく主人が出張でタイミングが取れなかったため、妊娠にはならず、残念な結果になってしまいました。

というご本人のお話しをお聞きしました。

このように、些細な生活習慣の改善で妊娠になる方がたくさんおられます。

規則正しい生活で体内時計が整い、妊娠しやすい身体ができるということを改めて実感しました。