質の良い卵子を作るには・・・

質の良い卵子を作るには
どうしたらいいのでしょうか?

質の良い卵子を作るには・・・

質の良い卵子を育てるためには、低温期の過ごし方が大事です。
低温期は、卵巣の中で卵胞・卵子がすくすく育つ時期だからです。
この低温期に栄養を充分に摂らず、睡眠不足の毎日を過ごすと、身体はどうでしょうか?

身体に栄養や酸素を運び、老廃物を排出する血液が卵巣へ十分に運ばれないため、卵巣は疲れ、妊娠するための大事な役目がきちんとできなくなるでしょう。
そんな卵巣の中で、卵胞・卵子はのびのびと成長できるでしょうか?

低温期には、充分な栄養を摂り、栄養一杯の血液を十分に卵巣へ送りましょう。
また、良質の睡眠を取り、就寝中にホルモンを十分に分泌できる身体になりましょう。
血液循環を良くするためにも、冷やさない「食事・生活習慣」が大事です。

卵胞は赤ちゃんが育つベッド(子宮内膜)を作ります

卵巣の中で大きな卵胞が育つと、その中の卵子も質が良くなります。
卵胞は卵子の排卵後は黄体化して、プロゲステロンという
黄体ホルモンの分泌を始めます。

このプロゲステロン(黄体ホルモン)は、子宮内膜を着床しやすい状態
になるようにする働きがあります。
卵胞が充分に成熟し、大きくなれば、プロゲステロン(黄体ホルモン)の
分泌も増えます。

プロゲステロンの働きで、子宮内膜は厚くなり、受精卵が安心して育つ
ベッドの役割をするのです。
プロゲステロンの分泌が少ないと、せっかく卵子と精子が受精できても、
着床がうまくできにくい状態なってしまいます。

そのため、卵胞や卵子が充分に成熟できるような低温期の過ごし方が
大事なのです。

卵巣を元気にする具体的養生

食生活・日常生活の質の低下、加齢、ストレスなどで卵巣の働きが低下している方がたいへん多いです。しかし、漢方の智慧と食生活・日常生活を改善することで、女性がもともと持っている卵巣の働きが取り戻され、妊娠しやすい身体に戻ることができます。

具体的にはどのようにすればいいのでしょうか?

食生活の養生

卵巣を元気にし、質の良い卵子を作るには、卵巣へたくさんの血液を送ることが必要です。そのためには、低温期の食事が最も大切です。良質のたんぱく質と鉄分の多い食事を充分に摂ることが一番大切です。
良質のたんぱく質と鉄分が女性のほとんどの方に不足している鉄分を作ります。その鉄分が血液の材料となり、卵巣を元気にするからです。

また私たちは、食事をしてエネルギーを補います。卵巣を元気にし、いい卵子を作るには、冷えない身体を作り、豊富な血液が身体の各部に行き渡ることが大事です。

朝は、希少した時の低い体温をスムーズに上昇させなければなりませんので、朝食をしっかりとることが重要です。「忙しいので、朝は抜き!」という方が多いですが、身体が温まっていない朝にエネルギーを摂らずに活動することは、身体に無理をさせることになり、よくありません。

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朝はたんぱく質や鉄分の豊富な食事がお勧めです。
納豆、卵、焼き魚といった食材に、しじみ、アサリ、根菜類の豊富な味噌汁があれば、身体が温まり、栄養が補え理想的な朝食です。
朝にパンと冷たい牛乳、生野菜のサラダ、野菜ジュース、ヨーグルト、バナナなど 身体が冷える食べ物を摂らないことが大切です。豆乳・青汁・スームージーなどは、内臓を冷やしてしまうので、妊娠を望んでおられる女性は避けた方が望ましいです。

睡眠時間の養生

最近、不妊で悩んでおられる女性の割合は、10人に2人と言われています。
でも、昔は今ほど不妊で悩む女性は多くありませんでした。不妊で悩む女性が増えた原因の一つに、就寝時間が遅くなったということが言われています。

テレビやゲームのなかった昔は、深夜まで起きていることはせず、食事が済み、片付けが終わったら、そんなに遅くまで起きていることはしませんでした。
睡眠は、何時間寝るかという時間数より、何時に寝るかが大切です。卵胞や卵子が育ったり、ホルモンが分泌されるのは、夜の11時~深夜2時と言われています。排卵も夜に起こるころが多いといわれています。

夜遅くまで起きていると、エネルギーや血液を消耗してしまうので、立派な卵胞や卵子を育てることができません。立派な卵胞や卵子を育てるには、できれば、11時までには、就寝したいものです。遅くとも12時までには寝るようにこころがけることが大切です。睡眠不足があると、発育中の卵子の細胞に損傷が起きやすいとも言われています。また睡眠ホルモンのメラトニンの量が減少することで、卵子の質が低下すると言われていまので、できるだけ早く睡眠をとることが重要です。

冷え対策

ストレスの養生

良い卵子を作るには、ストレスもよくありません。
長い間ストレスの影響があると、筋肉や血管が収縮してしまうため、血流が悪くなってしまいます。 また、ストレスがあると活性酸素の量も増え、十分な卵胞や卵子ができにくくなります。

妊娠するためのホルモンが分泌するのは、脳の下垂体というところですので、ストレスがあることで、ホルモンの分泌にも悪影響を与えます。

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現在はストレス社会と言われるほど、ほとんどの人がストレスが感じならが生きています。ストレスは、精神的、肉体的に悪影響を及ぼし、できればストレスのない生活をしたいと誰もが感じますが、ストレスがまったくないという状態では、人間は体温調節機能が低下したり、暗示にななりやすくなったりするという報告もあります。

「ストレスは生活のスパイスである」という言葉があります。体と心のバランスを保つためには、適度なストレスも必要かもしれませんね。