卵巣年齢を若くする方法
卵巣年齢
最近、卵巣年齢が話題になっていますね。
卵巣年齢を知る指標として、卵巣にどれくらい卵子が残っているかを調べることができる血液検査をAMHといいます。
AMHが高いと、「卵巣にある卵子の数がまだたくさんありますよ!」ということです。
逆にAMHが低いと、卵巣内の卵子の数が残り少ない状態で卵巣年齢が高い状態でということになります。
しかし、赤ちゃんが授かるために大事なのは卵子の数ではなく、卵子の質です。
しっかり分割できる力を持っている卵子を育てることが赤ちゃんを授かるために何より大事なことです。
また、婦人科さんの治療をしても、卵子の質がよくなければなかなか妊娠は難しいといえます。
当店のお客様の中には、婦人科のお医者様から「卵子の質が悪い」と言われ、失意の中に当店にご来店くださり、漢方治療をしていると卵子の質がよくなり、お医者様がびっくりされた例がたいへん多くあります。
卵巣のアンチエイジングをしましょう
卵巣をアンチエイジングすることで、若い元気な卵巣になります。
元気な卵巣で育った卵子は、卵子に力があり、しっかり着床・分割ができます。
血流をよくすること
卵巣は、心臓から離れた場所にあり、血流がなかなか行き渡らない宿命にあります。
血流が滞ると、卵巣や子宮へ、酸素・栄養素・ホルモンが届けにくくなり
卵巣は元気をなくしてしまいます。
そのため、卵巣へ多くの血液をたっぷり送ることが、卵巣の機能低下の予防になります。
栄養
厚生労働省の調査では、30代40代の女性のほとんどが卵子の生育に必要な鉄、亜鉛、カルシウムなど栄養素が不足している状況だそうです。
できるだけ旬のもの、新鮮なもの、家庭で調理したものを多く取り入れることが妊娠に大事な栄養素を摂れることです。
赤身の肉類・魚介類・納豆・山芋・ナッツ類・緑黄色野菜、香味野菜(うど、しょうが、ねぎ、にんにく)などを摂りましょう。
不足しがちな栄養素は、サプリメントなどで補いましょう。
ホルモンバランス
妊娠するためのホルモン分泌を支配しているのは、「体内時計」です。
大事なホルモンをしっかり分泌できるよう、体内時計を整えましょう。
体内時計は、ホルモンの分泌や排卵のリズム、睡眠、体温など、妊娠に関わる大切な体の働きをコントロールしています。
体内時計を整える効果的な方法
・毎朝、同じ時間に起きるようにしましょう。
太陽の光を浴びると身体が朝とわかり、目がシャキッとして身体が活動に適した状態になります。
・朝ごはんをきちんと食べましょう。
朝ごはんを食べることで身体が朝と認識し、活動に適した身体になります。
・適度に軽い運動をする
適度に身体を動かすことで、夜に自然に睡眠に向かいます。
また、血液循環がよくなることで、卵巣や子宮に栄養や酸素が行き渡り、元気に働くようになります。
・夜はテレビやスマホを控えましょう。
夜にテレビやスマホからのブルーライトを目に浴びることで、体内時計が狂います。
・夜はリラックスの時間を持ちましょう
お風呂に入ること、好きなことをして時間を過ごすことで、身体がリラックスし、脳が喜びます。
脳が喜ぶことで、ホルモンの分泌が整い、ストレスも軽減していきます。
妊活するためにとても重要なポイントになります。