妊娠中・妊娠前は風疹に注意しましょう!

           


 カテゴリー: 注意したい感染症

風疹とは?

2018年9月、首都圏を中心に風しん患者が増加しています。
2018年第42週までに、大阪府では、47例の風しん患者が報告されています。
妊娠を希望しておられる方で風疹の感染がない方や予防接種をしておられない方は、感染の可能性があり要注意です。
アメリカでは、予防接種や過去の感染歴がない妊婦は日本に渡航しないよう勧めているということです。

風疹の症状

風疹は、風疹のウイルスによって起こる感染症です。
風疹に感染した人の会話・くしゃみ・咳により出たウイルスが他の人の鼻は口から入って感染します。

症状は、小さい赤い発疹が出て、熱は38℃位に上がり、目の充血や軽い咳、耳や首の後ろのリンパ節の腫れ、関節痛などの症状が現れます。

どんな人が感染しやすいか

風疹は、子供のかかる病気という意識がありますが、子供の時に感染する以外に、最近の日本では大人の発症が9割以上という報告があります。
子供の頃に風疹の予防接種をすることが義務でなく、任意接種だった30歳~40歳台の男性を中心とした風しんの免疫を持たない世代は今後も注意が必要です。

風疹の注意点

風疹は感染力が高いのが特徴です。
また比較的軽い症状の病気で、感染したことがわからずに治る人も多いようです。
そのため、風疹にかかったことを知らず、他の人や家族内の人に移してしまう可能性があります。

妊娠中の感染で胎児に障害の可能性

風疹で特に気をつけなければいけないのは、妊娠中に風疹の感染をしてしまうことです。
妊娠中または妊娠に気づいていないが妊娠の可能性がある女性は要注意です。

妊娠中に風疹に感染してしまうと、お腹の中にいる胎児に障害が残る恐れがあります。
生まれてきた赤ちゃんが先天性風疹症候群になる可能性があり、妊娠初期に感染するほど、障害が起こる可能性が高まるとされています。
妊娠がはっきりしない妊娠初期から胎児への影響が大きいため、妊娠を希望している女性は感染しないよう、特に注意が必要です。
妊娠を望む女性で風疹の抗体がない方は、妊娠をしていないことがはっきりわかる生理後に風疹の予防接種を受けることが望ましいです。

1口メモ先天性風疹症候群

妊娠20週まで妊婦が風疹に感染すると、出産後次のような症状が赤ちゃんにあらわれる心配があります。
先天性風疹症候群とは以下のような障害です。
難聴 心疾患 白内障 緑内障 網膜症 低出生体重 精神・運動発達の遅れ、発育の遅れ

気をつけましょう!未来のパパ・ママへ

生まれてきた赤ちゃんが、生まれながらにこのような障害を持つという悲しいことが起こらないよう、これからパパやママになろとしている人はくれぐれも注意して下さい。

妊娠を希望しておられる方で風疹の感染がない方や予防接種をしておられない方は、女性のみならず男性も必ず予防接種を妊娠前に2回受けておきましょう。

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