染色体異常を起こさせないために大事なミトコンドリア

           


 カテゴリー: どうしたら妊娠できるの?

染色体異常を起こさないために重要なミトコンドリア

妊娠するために重要な役目を果たすミトコンドリア。
ミトコンドリアは、細胞の1つ1つに存在するとても小さな器官です。でも、この小さなミトコンドリアはとても大きな働きをし妊娠にも大きく関与しています。

ミトコンドリアは、細胞の中にあり、生きていく上で必要なエネルギーを作ってくれるところです。
特に卵子では、最も多くのミトコンドリアを保有しています。
また、胎児が成長していく過程で、手ができたり心臓ができたりするのも、ミトコンドリアが綿密に関係していることがわかっています。

卵子は、生まれ出たときから女性の卵巣内にあり、眠っている状態で保有されていますが、生活習慣などにもよりますが、加齢とともに質が下がる傾向があります。

ミトコンドリアにも同じで、年齢と共に数が減り、エネルギーを作り出す力が低下してくるのです。ミトコンドリアの数が減り、エネルギーを作り出す力が減れば困ることが起きます。

卵子を作る途中の細胞分裂のときにエネルギーが不足し、染色体がきれいに分かれず、染色体異常が生じやすくなるのです。
染色体異常とは、深刻な疾患を引き起こしうる可能性がある染色体の構造上の異常で、流産の大きな原因ともなります。

妊娠するためには、卵子の成長していく過程でエネルギーが十分にあることが非常に大事なことです。

細胞の中に存在するミトコンドリアがたくさんあり、元気に働き、エネルギーに溢れる身体であれば、元気な赤ちゃんを育てる力があるということなのです。

質の良い卵子を作るポイントは以下にあります。
質の良い卵子を作るには

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