妊娠に重要!1日の終わりをゆったり過ごすこと

           


 カテゴリー: どうしたら妊娠できるの?, 日常生活と不妊・妊娠しやすい身体作り

就寝前をゆったり過ごすことが重要

赤ちゃんを授かるには、夜の過ごし方が大事なポイントになります。
夜の過ごし方をリラックスできるかできないかで、ホルモンの分泌が変わるからです。

就寝前の時間をゆったり過ごすことで脳もリラックスでき、メラトニンの分泌が増えます。
メラトニンが増えることで良質の睡眠ができ、血液循環がよくなり、卵巣の疲れも取れます。
また、メラトニンは活性酸素を除去するため、卵子の質もよくなります。

寝る前の時間をストレスのない、心から楽しいと思う時間を作る事で、妊娠しやすい身体が出来上がるのです。
「忙しくて時間に余裕がない!」と決めつけないで、一度見直してみるのはどうでしょうか?

工夫次第、気持ち次第で、時間は案外作る事ができるものです。
実際、妊娠によいと聞いたことをすぐに実行する人は、妊娠しやすいという統計が出ています。

改善例「ガタガタ高温の低温期が安定」

M様は38歳で共稼ぎの東京都在住の女性です。
お仕事からの帰宅時間は、夕方6時半~7時くらい。
帰宅後20分ほど身体を休めた後、夕食作りを始ります。

ご主人の帰宅は9時10時など、その日によりまちまちです。
夕食はご主人が帰宅後、9時~10時過ぎに食べていました。
食事が終わり片付けを済ませ、入浴は12時すぎになる忙しい毎日です。

就寝時間は深夜1時~2時。これでは、なかなか睡眠時間が足りません。
深夜まで起きていることで、血液も消耗してしまいます。

ある日の当店カウンセリングで、M様の基礎体温は高温期が短いことがわかりました。
夜の時間の過ごし方が妊娠に重要と説明すると、翌日からご主人の了解を得て、次のような時間の工夫をされました。

夕食をご自分一人で摂り、10時までに食事の片付けと入浴が終わるように時間を工夫されました。
ご主人の食事は用意して置き、ご主人帰宅後の食前に温めるそうです。

そのような工夫の結果、ご自分の時間ができたM様。
時間の余裕がまったくない毎日から、1日の終わりには好きなことができる楽しみを持つことができたのです。

M様は音楽が大好きとのことで、好きなCDをゆっくり聞くことが至福の時間です。
足下ライトにし、落ち着いた気分で昔聞いた音楽に耳を傾ける時間を過ごしました。

心からゆっくりする時間を作る事で、1日の疲れや不妊のストレス、心配ごとの解消に役立ちました。
この充実の時間を過ごすうち、基礎体温の低温期が安定しました。

高かった低温期が36.2度まで下がり、周期も32日をクリアーできました。
頸管粘液の分泌が少ない状態が続いていましたが、分泌も増え、妊娠できる身体作りがまずまずできていると言えます。
カウンセリングでは、「いつ妊娠してもおかしくないよ!いつ赤ちゃんがやってくるか楽しみですね!」とご説明しました。

妊活に重要!低温期・高温期の過ごし方

たんぽぽ子宝コラム一覧へ