月別アーカイブ: 2017年9月

「不妊クリニックで血液検査をしたら、AMHが0.01でした!妊娠することは無理でしょうか?」

というメール相談がありました。38歳の女性です。

不妊クリニックで受ける卵巣年齢検査(AMH)は、卵子がどのくらい残っているかといった検査です。

もう少し詳しく言えば、女性として誕生して、700万個備わっていた原始卵胞が、成長とともに、減り続け、あと自分の卵巣には、どのくらいの原始卵胞が残っているかを調べる検査なのです。

なかなか赤ちゃんが授からない女性にとっては、とても気になる値ですね。

でも、AMHが0.01などのたいへん低い数値でも、妊娠は可能です。
なぜなら、閉経が近い女性でも、卵巣の中には、原始卵胞(卵子のある袋)がおよそ1,000個位存在しているからです。

その中の1つの卵胞が女性ホルモンFSMの影響を受け、大きく成長・成熟し排卵するのです。
1,000個の原子卵胞が0個になるまでには、1,000回の排卵が可能です。
1,000回の妊娠のチャンスがあるわけですね。

さて当店でも、食生活・日常生活の改善と漢方の知恵の養生に取り組まれ、先日もAMHが0.04の女性が自然妊娠されています。

毎月毎月排卵する卵子は1つです。
この1つの卵子を、質を低下させずしっかり成熟させ排卵できれば、AMHの値が低くても、実年齢が高くても、心配は要りません。

日々の生活習慣や食生活の改善から、卵子の減少のスピードを抑えることができるということが日本の大学で研究されています。

昭和の初期の時代では、家族構成は両親に子供が5・6・7人いるのが普通でした。
そして現在への移り変わりの中で、不妊の女性が増えました。

生活の便利さや食生活の変化、女性の仕事意識、ストレスなどが原因で、卵巣機能が低下している女性が年々増えていることも大きな原因となります。

でも、不妊を心配しておられる女性は、今の食生活や日常生活をもう一度見直してみましょう。
昔から伝えられている漢方の知恵を生かし、食事や睡眠などの改善をすることで、本来の卵巣の働きを取り戻してみましょう。

卵巣に残った原始卵胞を大切にして、質をよくし、大きく成熟させましょう。
漢方の知恵に基づいた養生をしていけば、卵巣は元気に働くようになり、大きく育った質のよい卵子を作ることができます。

ホルモンもバランスよく分泌してくれ、しっかり排卵させます。
卵巣の中にある原始卵胞が残り少なくても、妊娠は可能です。

 

 

過去30年間の厚生労働省と総務省統計局の資料によると、妊娠する月で一番多いのは9月10月11月12月の秋の時期になるという統計が報告されています。

 

 

秋は、妊娠しやすい身体作りを始めるのは、とてもいい季節です。
1年で一番妊娠しやすい時期で、1年で最も流産がしにくい傾向もある時期になります。

 

 

妊娠しやすい理由は 食事と睡眠

ここ最近の夏は特に暑さが厳しいですね。
そのため、冷たい食べ物・飲み物などを摂ることが多く、身体はどうしても冷えることが心配されます。

ところが秋は、気温が程よく下がり、たいへん過ごしやすくなります。
「食欲の秋」と言われるように、美味しいものがたくさん出回り、食欲も自然と出て、たくさん食べられるようになりますね。

栄養を十分補給できるようになり、卵胞卵子が育つための栄養を補いやすい季節です。

寝苦しく夜中に目が覚めることが多い夏に比べ、ぐっすり睡眠がとれ、睡眠の質もよくなります。

寝ている間に血液もしっかり流れ、疲れもよくとれて朝を迎えられるようになります。

就寝時間は、11時までに就寝することを目標にしてみましょう。

過ごし方の個人差があり、無理に早く寝ようと努力して、ストレスがかかれば、かえって良くありません。
ご自分の過ごし方に合うよう、アレンジできる心の余裕も大事にしましょう。

 

卵子が成長できる栄養をしっかり摂り、充分な睡眠がとれる秋は、生命力が強くなり、妊娠しやすく・流産しにくい絶好の妊娠のチャンスです!