低温期(卵胞期)が短い場合の対策

           


 カテゴリー: 基礎体温からわかる不妊の原因, 低温期のトラブル, 不妊症

低温期が短くて心配されていることはありませんか?
多くの人がもつ低温期の心配は、以下のようなものです。

・低温期が短い
・低温期が長い
・低温期の体温が低い
・低温期の体温が高い

低温期のもつ重要性をわかり、低温期の問題の改善方法をご一緒に考えてみましょう。
まずは、低温期の重要な役割です。

妊娠に重要な低温期(卵胞期)

生理が始まってから、排卵までの低温期(卵胞期)は、卵巣内の卵胞と卵子が発育し、成熟して排卵するまでの妊娠に大切な時期です。

低温期が短いという事は、卵胞と卵子の発育できる期間が短いということです。
卵胞と卵子は、充分に成育できないまま排卵するか、排卵が行われなくなる無排卵月経となり、不妊の原因になってしまいます。

卵胞が充分に発育出来ないと、排卵後の子宮内膜が薄くなることが考えられます。
卵子が充分に発育出来ないと、質のよい卵子ができませんね。

そういう意味で、低温期は、卵胞と卵子の発育を充分に行うためにある程度の長さがあることが理想的です。
今までの生活の習慣を見直すことで、基礎体温は変わってきます。

できることからやってみましょう。

低温期が短い場合の改善方法

妊娠するためには、卵巣の働きをアップすることが重要です。
低温期に血液を多く卵巣へ送り、卵巣が元気に働くことで充分に成長した卵胞・卵子ができます。

食事や運動、睡眠、心の状態などで卵巣の働きは変わってきます。
お勧めする過ごし方をご紹介しましょう。

食生活のワンポイント

卵胞・卵子は、ママの食べた栄養で作られます。
ご自身が1日を過ごすためのエネルギーに加え、小さな卵胞・卵子が大きく成長するためのエネルギーを摂ることが重要です。

1日3回、しっかり食事をしましょう。
卵胞・卵子の原料は、タンパク質です。
女性ホルモンの原料は、コレステロールです。
これらの栄養をしっかり摂ることが大事なのです。

また朝食は、鉄分が一番吸収されやすい時間帯の食事です。
この朝食に、鉄分が豊富な卵、魚、赤身の肉類など良質のタンパク質が摂れるような食事をしたいですね。

朝は、これから始まる1日の準備などで忙しく、食事を用意する十分な時間がないという方も多くおられますが
小さな卵胞・卵子を育てる為、夕食を少し余分に作り、朝食として食べることでもタンパク質が摂れますね。
忙しく作れないなら、魚の缶詰を食べてもタンパク質は摂れます。

一口メモ卵やチーズはすばらしい完全栄養食材

卵やチーズは、ビタミンC・食物繊維を除く、ほぼ全部の栄養素が含まれているすばらしい完全栄養食材です。
そして、手軽に調理ができますね。
仕事や子育てで忙しい女性には、ぜひお勧めしたい食材です。

運動のワンポイント


血液を多く卵巣へ送ることで、卵巣が元気よく働くことができ、質のよい卵胞と卵子を成育させます。
血液を卵巣へ送るための効果的な方法として、軽い運動(有酸素運動)をお勧めします。

テニス・マラソンなどの身体を激しく使う運動は、身体に多くの酸素を取り込むことで、活性酸素が作られ、卵子の老化が進みます。
また、激しく運動することで、多くの血液を使うので、不妊の方にはお勧めできません。
血液は、激しい運動に使うより、卵巣へ送ることが大事だからです。

時間をかけてゆっくりと行なう負荷の軽い有酸素運動を行いましょう。
有酸素運動をして、取り入れた酸素を血液循環で生殖器官に送っていきましょう。
血液には、酸素の他に栄養分も入っているので、血液を送られた生殖器官は働きがよくなります。
また、生殖器官で作られた老廃物(不要なゴミ)も血液が持ちだして、排出してくれます。

一口メモ緑の多い木々は癒し効果抜群!

緑の多い公園に行くと、心がホッとしませんか?
公園の緑は、見る人の心を癒す効果があります。
また木や葉の香りは、心身をリラックスさせるアロマの効果があります。
ペットを触れ合うことも、ストレスで硬くなった心や身体をほぐすとてもよい方法です。
疲れた身体や心にエネルギーをチャージしてもらいましょう!

睡眠のワンポイント


質のよい睡眠は、妊娠に必要な働きをするホルモンの分泌を整えます。
1日で疲れた心と身体も回復させ、免疫機能を正常に保ってくれます。
健康に毎日を過ごし、卵胞・卵子をしっかり育てたい女性には、睡眠は大事にしたい習慣です。

質の良い睡眠をするには、できるだけ早寝・早起きをしましょう。
毎日決まった時間に起床・就寝することで、体内に備わった「体内時計」がしっかり時を刻み、睡眠時にホルモン「メラトニン」を分泌してくれるからです。

最近、ゲームやテレビ・スマホを見たりして深夜まで起きている習慣が多いようですが、深夜まで起きていると、血液を多く消耗し、卵胞・卵子を成長するエネルギーまで無駄に使ってしまいます。

妊娠に大事なホルモンが分泌される貴重な睡眠時、ぜひ質の良い心地よい睡眠をしてくださいね。

ストレスのワンポイント


不妊のストレスをうまくコントロールすることで、妊娠成功率が高くなることが報告されています。

自分がストレスを感じたとき、身体には様々な症状が出ています。
呼吸が浅くなり、交感神経が優位になり、血圧が高くなったり、血液循環も悪くなったりします。

そんなことが身体の中で起こり、卵巣にもよい影響を与えません。
小さな卵子にも影響が及びます。

そんな時は、不安で、心が硬く閉ざされた状態です。
心が硬く、冷たくなっています。
まず深呼吸してみましょう。
そして、心に語りかけましょう。「大丈夫、大丈夫。」

それだけで、生殖器官へのダメージもずいぶん軽くなってきます。
不安になった時には、気持ちのまま不安に囲まれがちですが、できれば不安をコントロールできるようにしたいものです。
その上で、誰か心の状態を話せる人に聞いてもらうことが不妊ストレスを手放す良い方法です。

まとめ

低温期が短いということは、妊娠に重要な卵胞・卵子が充分に育たないことです。
今の食生活・生活習慣を見直して、卵胞・卵子が育ちやすい低温期にしてみましょう。

卵胞・卵子が育ちやすい低温期を過ごすには、食事・運動・睡眠の仕方で決まります。
可愛い我が子を抱くために、ぜひできることから実行してみてください。

コツコツの努力は知らない間に、自分の力になっていますよ!

お役に立ちましたらシェアをお願いします!:

たんぽぽ子宝コラム一覧へ