低温期(卵胞期)なのに高温の原因と対策

           


 カテゴリー: 基礎体温のトラブル, 低温期のトラブル

低温期が高い場合に起こる困った症状

低温期の理想体温は36.2~36.3℃で、高い場合でも36.4内が理想です。

低温期が高い時の身体は、このような状態になっています。
・卵胞卵子が育ちにくい
・エストロゲンの分泌が弱くなる
・子宮頸管粘液の分泌量が少なくなる

身体内にこのような症状があると、妊娠は難しい状態と言えます。
36.5℃を超える低温期は、妊娠しにくい状態になりますので、赤ちゃんを望んでおられる場合は低温期の体温を下げていくことが大事になります。

低温期が高い原因

低温期の体温が高い原因は以下です。
・血液不足
・エネルギー不足
・気力不足
・甲状腺ホルモンの分泌異常(甲状腺機能亢進・甲状腺機能低下)

このような不足やホルモンの異常が考えられる場合は、食生活や日常生活の改善と漢方の知恵で低温期が低くなるように取り組むことで、妊娠しやすい身体になることができます。

低温期の体温が高い人に多く見られる特徴

  • 皮膚が乾燥しやすい
  • 疲れやすい
  • 活発性がない
  • 貧血・栄養不足(食が細タイプい)
  • すぐイライラする
  • 口が乾く
  • 普段から顔色がさえない
  • どちらかと言えば活動的でない
  • 神経質
  • 手足のほてり・冷え性

普段からこういった症状がよくある人は低温期に体温が高くなる傾向があるようです。

1口メモホルモン剤の服用なども原因に

ホルモン剤の服用などの原因でも低温期の体温が高くなることが多くあります。
(ルトラールやデュファストンなどの黄体ホルモンの服用が長期にわたる方、ピル、HCGの注射を長く継続しておられる方は要注意です。)

低温期が高い場合の改善方法

不妊改善に鉄分補給スプラウト

低温期が高い場合の改善には、以下のようなことを取り入れて過ごしましょう。

1.低下した卵巣の働きを高めましょう
2.妊娠希望年齢の70%がフェリチン不足
3.妊娠するリズムを整える生活習慣とは?

1.低下した卵巣の働きを高めましょう

低温期の体温が高い場合の改善には、妊娠に重要な役目を果たす「卵巣」の働きを高め、卵巣が元気に働けるよう改善することが一番大事で効果的な治療になります。
卵巣機能が低下すると、妊娠するためのホルモンの分泌やバランスがうまくいかず、卵胞や卵子の成長・子宮頸管年季の分泌が少なくなり、妊娠するための働きがうまくできず、なかなか妊娠が難しい状態になります。
(また、不妊治療をしておられる方は、不妊治療が長引く可能性が大きいです。)

卵巣機能低下の原因は、卵巣内に送られる血液不足です。
血液は、卵巣へ栄養や酸素を運び、卵巣の老廃物を体外へ出します。

ところが、低温期が高い女性は、特にフェリチン不足のため、卵巣へ送られる血液の量が充分ではありません。
そのため、卵巣は栄養や酸素を充分に与えられることがない状態が続き、卵巣の働きが低下してしまうのです。

そのような状態では、生き生きと妊娠するために働く卵巣にはなりません。
また、卵巣には、排卵を待っている原始卵胞がたくさん貯蔵されています。
この卵巣の働きがいつも元気で活発に働くようにしていく過ごし方が大変重要となります。

卵巣が元気に働くためには、血液を多く作ることが大事です。
食事で動物性タンパク質をしっかり摂り、フェリチン(貯蔵鉄)不足を改善することが何より大事なことです。

低温期なのに高温で悩んでいるあなたへ!無料相談のお勧め

お電話でのお問合せ 06-6951-2685
メールでのお問い合わせはこちらへ

全国から多くの方にご利用いただいております。どうぞお気軽にご連絡ください。
(来店相談・お電話相談にはご予約が必要です。)

2.妊娠希望年齢の70%がフェリチン不足

厚生労働省の調査では、妊娠を希望する20~40歳代の女性の70%はフェリチン不足という報告が発表されています。
フェリチンとは、身体に貯蔵される越分のことで、怪我・生理などで身体の血液が多く排出された時に使われる血液のことで、妊娠するための身体にはたいへん重要な鉄分です。
フェリチン(貯蔵鉄)不足を補うため、食生活では、以下のようなことにポイントをおいて取り組みましょう。

  • 鉄分が吸収しやすい動物性タンパク質をしっかり摂り、フェリチン不足を補うこと
  • 1日3食をバランスよく摂りましょう。(朝食抜きや軽い昼食は要注意!)

1口メモ植物性タンパク質で鉄分を効果的に摂るコツ

吸収されやすい動物性タンパク質(赤身の牛肉、豚肉、鶏肉、魚介類 卵など)に比べ、植物性タンパク質は体内に吸収されにくい非ヘム鉄が主な栄養素です。

植物性たんぱく質を摂る場合は、ビタミンCを一緒に摂ることで吸収率がよくなります。
食後の果物を食べることでビタミンCが補給できる上に、植物性タンパク質を効率よく吸収することができます。

用語解説

植物性タンパク質とは

アボカド バナナ そば とうもろこし ブロッコリー アスパラガス 大豆 豆腐 納豆 その他の豆類などに多く含まれるたんぱく質のことです。

注意したい食品

豆腐・豆乳・生野菜・ヨーグルト・牛乳などの白い食材は身体が冷える代表的な食品です。
妊活中は、多く摂る事をせず、なるべく控えることをお勧めします。

「フェリチン不足の改善で妊娠できる身体ができる」詳しいご説明

3.妊娠するリズムを整える生活習慣とは?

規則正しい生活習慣が身体の妊娠するリズムを整えます。
妊娠に必要なホルモンの分泌や血液の巡りなどは、規則正しい生活をすることで、バランスよく分泌したり、しっかり身体の中を巡るからです。

前夜の夜更かしや睡眠不足は続いた身体には、活力がなく、胃腸の働きも悪く、エネルギーが不足し、妊娠するためのいろいろな働きが効率よく行なえないのです。
次のような生活習慣を心がけ、過ごしていきましょう。

  • 早寝早起き
    (早めの睡眠はホルモン分泌に良く、早起きは体内時計を整えます)
  • 質のよい睡眠
    (ストレスを外し、睡眠を楽しみましょう)
  • 早めの就寝
    (遅くとも、24時には就寝)

就寝までの時間の使い方

テレビ・携帯・パソコンなどのブルーライトを浴びず、ほの明るい照明の静かな部屋で、就寝までの時間を楽しく充実して過ごすことで、妊娠するための身体の働きがスムーズにできるよう促すことができます。

妊娠するためには、規則正しい生活で過ごすことが非常に大事です。
ホルモン分泌や血液の流れ、卵巣の働き、卵胞卵子の生育、妊娠する仕組みなどは、規則正しく生活することでしっかり機能するからです。

「規則正しい生活で妊娠しやすい身体ができる」詳しいご説明

お役に立ちましたらシェアをお願いします!:

たんぽぽ子宝コラム一覧へ