1年以内に妊娠するカップルが多く食べている食べ物は?
カテゴリー: 食生活と不妊・妊娠しやすい身体作り
米国ハーバード大学の研究で、1か月の間に魚介類を8回以上食べたカップルは、1年以内の妊娠率が高かったということがわかっています。
月1回しか魚を食べない女性の出産成功率は34.2%ですが、週2~3回食べる女性では47.7%という結果でした。
魚の力、すごいですね!
魚介類に含まれるオメガ3脂肪酸の妊娠への働き
オメガ3脂肪酸(DHA・EPA・DPA)は、男女ともに生殖能力を高める効果がある言われています。
卵子や精子の柔軟性や流動性を向上させることで、受精や着床の確率も高めると考えられています。
さらに、炎症を抑制する効果もあり、子宮内膜の質を改善することにも役立つといわれています。
男性では、魚の摂取量が多い人ほど、精子濃度が劇的に増加したという報告です。
魚の摂取量が多い人ほど、総精子数も多いことも分かっています。
男女ともに生殖能力を高める魚をなるべく多く摂り、妊娠しやすい身体になりましょう!
魚介類の水銀は危険?
魚介類は身体に水銀を含んでいるとのことで、身体への影響を心配される方がおられます。
しかし、ほとんどの魚に水銀は含まれていますが、ふだんの食卓に並ぶ魚は水銀量の少ないものが多く、妊娠中も摂取量を気にすることなく、食べることができます。
水銀が少ない魚とは
- サケ
- アジ
- サバ
- イワシ
- サンマ
- タイ
- ブリ
- カツオ
- キハダマグロ
- ビンナガマグロ
- メジマグロ
などが毎日のお買い物で魚コーナーに並べている魚ですよね。
摂取量に気をつけたい魚の種類と食べる量
■週に1回がおすすめの魚
- キンメダイ
- メカジキ
- クロマグロ
- メバチマグロ
■週に2回までおすすめの魚
- レンコダイ(キダイ)
- マカジキ
- ユメカサゴ
- ミナミマグロ
- クロムツ
魚は男女ともに生殖能力を高める効果があると言われ、女性の妊娠というデリケートで繊細な働きを守ってくれるうれしい働きがあります。
健康によいといわれる魚介類を毎日の献立に取り入れ、元気な身体に整え、赤ちゃんが授かる身体になりましょう!